指定袋によるゴミ収集有料化

2013年5月9日 15時13分 | カテゴリー: 活動報告

 仙台市訪問時に、市内のコンビニで売られている家庭ごみとプラスティック製容器包装を収集に出す際の「指定袋」を撮影しました。

 鎌倉市は、ごみ焼却量を減らすことを目的に家庭系ごみの戸別収集・有料化の方針を掲げ、その全市展開に先駆けて昨年10月から七里ヶ浜、鎌倉山、山ノ内の3地区で戸別収集のモデル実施を行なっています。また昨年11月から4週間にわたり、3地区の一部で市が配布した指定袋を使って燃やすごみ、燃えないごみを出すモニタリング調査も行われました。

 仙台市では2008年10月から家庭ごみの有料化を始めています。有料化以前は毎年22万トン前後の家庭ごみが出されていましたが、有料化実施後は18万トン強まで減量することができたそうです。ただ、同市では家庭ごみの有料化と紙類定期回収を同時期に開始しています。家庭ごみ4万トンの減量達成にはこれも影響しているものと思われ、以前から紙ごみの回収を行っている鎌倉市とは事情が異なります。市民は店頭で指定ゴミ袋を購入し、収集日に集積所に出します。戸別収集は行われていません。指定袋の単価(1枚あたり)は、家庭ごみ用が40円(45ℓ)、27円(30ℓ)、18円(20ℓ)、9円(10ℓ)、プラスティック製容器包装用が25円(45ℓ)、16円(30ℓ)、8円(15ℓ)。この単価は京都市(例:30ℓ袋が30円)よりは若干安めですが、燃やすごみを30ℓ袋でひと月に8回、プラごみをひと月に4回出す家庭は、毎月280円の支出になる計算です。仙台市では有料化によって得られた手数料収入は、指定袋の製造や紙類の回収事業の経費等に充当されているとのことです。

 さて、鎌倉市。戸別収集、有料化を進めようとする市長には、何を目的とした制度の変更か、その目的が達成される見通しはどうか、それによって市民の負担が大きくならないか等々、明確に説明する責任があります。