2年後の開園を待つ広町緑地

2013年10月30日 00時27分 | カテゴリー: みどり・環境

湿地には絶滅危惧種タコノアシ

 秋晴れの10月28日、広町の森の散策ツアーに参加しました。ツアーを主催したのは、みどりショップの会。市民事業としてリサイクルショップを運営し、その販売益を鎌倉の緑地保全のために15年間にわたって寄付してきた団体です。広町の森市民協議会の家原義靖さんのご案内で、御所谷から入って御所谷湿地帯の谷戸を奥まで辿り、その後森の中の散策路を通って七里ヶ浜側に抜けました。

畑が広がる里山

 里山エリアでは、10月6日に田んぼの稲刈り祭が行なわれ、11月16日に予定されている収穫祭に向けて準備が始まっている様子でした。小学生や自主保育の子ども達が柔らかな日差しの下、自然観察や草花遊びにいそしんでいる姿に気持ちが和みます。私も野の花の名前を他の参加者から教えてもらいながら里山の楽しさを満喫しました。森のエリアでは、市民協議会の皆さんによる植樹や散策路の整備、管理などの御努力をしのびつつ、展望ポイントからの七里ガ浜の海や遠く富士山のシルエットの眺めに興じました。

 広町緑地では、2015年の都市公園としての開園に向けて、今年度散策路の整備などの工事も本格化するということですが、豊かな自然林を守るため、供用開始後も維持管理者を除いて人が立ち入らないエリアが残されます。自然や里山の営みに親しむエリアとすみ分けられ、全体としての保全がうまく進むことが望まれます。市民協議会は、開園後の指定管理の受託を目指して準備を進めているそうです。長年にわたり広町の緑を愛しんでこられた皆さんに感謝した半日のツアーでした。

植樹された若木の向こうに七里ヶ浜の海