ニューモビリティに試乗しました

2014年1月26日 23時48分 | カテゴリー: 民間への業務委託・官民連携

New Mobility Concept 1月24日、総務常任委員会が開催され、12月定例会の会期中に終わらなかった、政策創造担当関連と世界遺産登録推進担当関連の報告が行なわれました。
 政策創造担当関連では、
①クリエイティブ産業支援策と経済効果調査ほか2本の現状分析に係る調査研究
②今泉台での長寿社会のまちづくりの取組み
③地域経営型PPP検討調査「かまくらタッチ」
④超小型モビリティ(電気自動車)の試行導入 についての報告がありました。

「かまくらタッチ」~900万円をかけて調査をしたが、果たして事業化は?
 昨年12月15日付の本HP記事で取り上げた「かまくらタッチ」。
 “Suicaで投票!”の電子看板を見に行き、この調査に900万円が費やされることに合点がいかず、関係する文書を事前に情報公開請求をして臨んだ委員会審査でした。

情報公開によって多くのことがわかりましたが、中でも気になるのは、
①市内に拠点を置くIT(クリエイティブ系?)企業から持込まれた提案に端を発する
②企画が持込まれて間もない平成24年5月の段階で、相談を受けた市の顧問弁護士は、「Suicaによる寄付金の納付方法は現行では認められない」との見解を示している。その後、現行の法制度に即した資金調達の手法が検討されてはいるが、打開案がはっきりしないまま、25年12月に「調査」が実施された。
③24年度の国の「先導的官民連携支援事業」に応募申請したが選定されず、25年度にコンセプトを変更して再挑戦して選定された。25年度の応募の際、当初予定の補助申請金額は1997万円。それを国からの採択内示を受けて900万円に圧縮して補助金交付が確定した。半額以下に圧縮しても調査の意義があるのなら、当初予定していた調査は無駄にお金をかけたものだったのか。
④公益社団法人鎌倉市観光協会に一社随契で業務委託をしている(委託料は消費税込898万8千円)。しかし、同協会は委託された業務の大半を、民間2社に「再委託」。
・調査業務の進行管理等⇒500万円で大手の(株)日本総合研究所に再委託
コンテンツの作成業務等⇒274万円で、最初に企画を提案してきた市内に拠点を置く事業者に再委託

2月定例会でも再度報告を求めることになりそうです。

活用なるか?超小型電気自動車
 24日の常任委員会で報告のあった超小型モビリティ(電気自動車)の試行導入。
昨夏の今泉台の夏祭りでも試乗会が催されています。1月25日には浄明寺胡桃ヶ谷で、26日には二階堂で試乗会が開催されたので、事前申し込みをして26日の午前中に試乗させてもらいました。
 国交省は「低炭素のまちづくり」の実現に向けて超小型モビリティの活用を後押しており、横浜市中区、平泉、宮古島、小豆島等各地で国の補助金による導入の「社会実験」が実施されています。鎌倉市の試乗会は、社会実験のさらに前段として、日産自動車から車両の提供を受けて行われているもの。交通不便地域の解消に役立つ移動手段となるかどうかの検証のための試みです。
 最高速度は、時速80㎞出るそうですが、速度を抑えて、上り坂もある所定のコースを10分間ほど試乗しました。後部座席は結構風にさらされ、乗り心地は車とバイクの中間くらい。高齢の方の買い物の足にはちょっと向いていませんが、訪問診療などには役立ちそうです。狭い道では、歩行者に「すみません、ちょっと通ります」と声をかけて走行。鎌倉のまちのサイズに適していて、好感度は高いのではないかと思います。カーシェアなどの仕組みが作れるのかどうかは要検討でしょう。発着場所の鎌倉宮では子どもたちが嬉しそうに取り巻いていました。

2人乗りです(鎌倉宮にて)