家庭ごみの戸別収集モデル事業、継続?断念?

2015年6月23日 23時56分 | カテゴリー: ごみ問題

 鎌倉市が201210月から七里ガ浜、鎌倉山、山ノ内の3地区で行っている「燃やすごみ」の「戸別収集モデル事業」。今年度は9か月間実施する予算がついています。4月から始まった家庭ごみの有料化で、戸別収集実施の3地区とそれ以外の地区のごみの削減量や排出状況を比較して、半年経過後を目途に戸別収集の全市実施に踏切るか断念するかの判断を行うとのことです。

 今日23日の観光厚生常任委員会では、戸別収集モデル事業の継続と早期の全市実施を求める陳情の審査が行なわれました。陳情を提出されたモデル地区の自治会長さんが意見陳述をされましたが、5人の委員のうちの3人が「継続審査」を主張し、陳情に対する採決は行われませんでした。

 期限を決めずにモデル事業として29か月も続けてきてしまった戸別収集。
 該当の3地区の方たちにとって、今になって中止というのは受け入れがたいことだとは思います。陳情提出者の方は、市民サービスの視点で続けるべき事業だと強調されていました。一方、陳情審査の中では、有料化実施後のごみの削減率と指定袋を使わない不適切なごみ出しの発生率において、3地区とその他の地区の間で大差がない、という集計結果が示されました。これは、費用対効果を考えた場合の戸別収集の必然性が小さいことを意味します。
 市は比較検討を続けた上で判断すると言っていますが、しっかりした判断を望みます。