同種施設で来館者国内最多の大和市のシリウスを見学

2017年8月27日 00時05分 | カテゴリー: 活動報告

市長の決断で再開発事業を方向転換
猛暑の8月25日、市議会総務常任委員会の日帰り視察で、大和市文化創造拠点シリウスに行ってきました。
2016年11月にオープンした図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場を中心とした文化複合施設で、大和駅東側市街地再開発事業として整備されました。
屋内こども広場を除く3施設は、駅の西側に単館としてあったものが集約された形です。

ガラスの多用とテラスの緑が印象的な外観

再開発事業は、当初は商業施設とマンションを建設する構想でしたが、現市長が就任した後、社会情勢の変化を捉えて文化施設に方向転換したのだそうです。
年間利用者数は、図書館を核とする公共複合施設としては、武蔵野プレイス(武蔵野市)を抜いて国内最多になると予想されています。 

過ごすことの快適さ・利便性を重視した開放的な図書館
コンセプトとしては全館が図書館。
開放的な空間、どの階の書架にある本をどの階の席で読んでもOK(オープンエアのテラスでも可)、どの席でも飲物を飲んでよい、保護者が館内施設を利用している間に幼児を預けられる保育室もある等、館内で過ごすことの快適さ・利便性を重視した施設との印象でした。
また、多くの来館者を集めている現状は、複合施設のメリットが生かされた結果です。

好きなところに本を持って行って読める

施設運営にあたる共同企業体「やまとみらい」に支払われる指定管理料は、光熱水費を含まないで年額8億円弱と高額です(参考までに、鎌倉芸術館の指定管理料は1億円強)。その是非は、多くの市民に利用され、市を代表する公共施設と高く評価され続けるか否かにかかっていると思います。
市の所管課である「図書・学び交流課」の執務室は6階にあり、市と指定管理者との打合せは密に行っているとの説明でした。公共施設の複合化の事例として、鎌倉市でも参考にできるところは上手に取り入れていきたいと思いました。

こども図書館。同じ階に多彩な遊具の屋内こども広場がある

機械化された図書返却口(至る所で機械化が進む…)

利用料2時間100円の市民交流ラウンジは、仕事の打合せにも使える