suicaのタッチで意向調査

JR鎌倉駅東口のみどりの窓口の横に、先週12日から大きなディスプレー(電子看板)が設置されています。<みんなで鎌倉をもっとよくする「かまくらタッチ」 Suicaで投票!>とありますが、現在行われているのは、試行的な意向調査で、ディスプレーの設置は18日まで。市民や観光客にSuicaを使って鎌倉のまちづくり施策に対する賛成の意思表示をしてもらい、様々なまちづくり施策への協力金を募る仕組みづくりにつなげよう、という鎌倉市の新規事業です。6月議会で900万円の補正予算がついています。財源は、全額が国の「先導的官民連携支援事業補助金」(官民連携事業導入の検討に要する調査委託費の助成)でまかなわれます。
国交省のホームページで補助対象案件の一覧(第一次22件、第二次9件)を見ると、同じ調査事業でも、具体的なターゲットが絞られた企画がほとんどで、「手法」に比重をかけた鎌倉市の調査は若干異色。http://www.mlit.go.jp/common/000999858.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/001014245.pdf

明日16日開催の総務常任委員会で報告を受けることになりますが、この調査が今後まちづくりの資金調達の仕組みづくりにつながるのかどうか、よく確認しなければなりません。

つい笑顔でタッチしてしまった

私が現場を訪ねたのは15日夕方(ディスプレー設置から4日目)。Suicaでタッチしたところ、通算324番目でした。写真ではよくわかりませんがディスプレーの正面に立つと顔が認識され、認識された顔が頼朝公の顔の輪郭に取り込まれて画面を動く、という芸の細かさ。子どもや若い人には受けるのかもしれない…。