鎌倉市にとっての三浦半島魅力最大化プロジェクト推進事業 

鎌倉市が国の地方創生加速化交付金を受けて2016年度に行う予定の3事業のうち、神奈川県、逗子市、三浦市、葉山町との広域連携で行う「三浦半島魅力最大化プロジェクト推進事業」。鎌倉市への交付額は1,642万円、県・3市・1町への交付総額は2億3千万円です。

この間、何人もの方から「どんなプロジェクトなのか」とお尋ねがありました。2月議会で補正予算に上がった際の経営企画部の説明では、「海辺を楽しむ新たな仕掛けとしての『プロジェクションマッピングの海浜投影』」という例が挙げられましたが、それだけで2億3千万円の予算が必要とは考えられません。
全体像は補正予算がついてしばらくしないと出てこないのかと思っていたところ、4月8日に神奈川県が「三浦半島魅力最大化プロジェクト ~資源を生かした地域の活性化戦略~」の策定を公表しました。http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/820531.pdf (↓表は抜粋)

1 観光の魅力を高める

1 海の魅力を高める

(1) 多様な海の楽しみ方の提案

(2)“みなと”の賑わいづくり

2 食の魅力を高める

(3) 地産地消ブランディング

(4) 「食」のおもてなし

3 地域の魅力を磨く

(5) 「自転車半島宣言」の推進

(6) 広域観光の展開・プロモーション

(7) 外国人旅行者受入環境の整備

(8) 新たな観光資源の発掘

2 「半島で暮らす」魅力を高める

4 働く魅力を高める

(9) しごと「三浦半島スタイル」

(10) 半島農業の生産性向上

(11) 産業の活性化

5 住む魅力を高める

(12) 「未病を治す半島宣言」の推進

(13) 「半島ライフ」の提案

(14) 個性あふれる地域づくり

(15) アクティブライフの実践

サッと目を通し、まち・ひと・しごと創生総合戦略に合致させた県主導の政策パッケージだと理解しました。鎌倉市として、このプロジェクトを市の他の施策とどう調整し、連動させていくのか、関心を持って見て行きたいと思います。

経営企画部が例として挙げた「プロジェクションマッピングの海浜投影」は、このうちの「多様な海の楽しみ方の提案」(上記表のトップ)にありました。
※プロジェクションについては、保坂のfacebook(関連リンク)にも派生記事を掲載!