在宅を支える医療~学習会を開催します

img186ネット鎌倉では、11月22日に学習会「在宅を支える医療の現場から」を開催します。お話は、ドクターゴンこと泰川恵吾さんです。

笛田にあるドクターゴン鎌倉診療所は、2004年に開設されて以来、在宅訪問診療を行う診療所として鎌倉市民の間でよく知られています(これに先立つ1997年に、宮古島の診療所が開設されています)。学習会「在宅を支える医療の現場から」

国は市町村に、2025年度を目途とした地域包括ケアシステムの構築を求めており、「施設から地域へ」と「医療から介護へ」の流れが作られようとしています。全国の病院は、急性期、回復期などの医療機能ごとに在宅復帰率が設定され、退院→在宅(居住系介護施設等を含む)が促されます。

しかし、一般の市町村には、医療にかかる権限はありません。市は、地元医師会等に対して、医療と介護の両面から市民を支える政策に対する協力を要請するところから始めることになりますが、進んでいるとは言えません。医療機関においても、実際に在宅診療に積極的に取組んでいるところは限られています。

学習会では、長年にわたり離島と鎌倉を行き来して行ってこられた在宅診療の状況と、今後に向けた課題等についてお話していただきます。多くの方と一緒に考える機会としたいと思います。参加を希望される方は、チラシに掲載の神奈川ネットの事務所に御連絡ください(留守電対応)。