避難所開設・体験訓練

11月18日午前、御成小学校区の15自治・町内会合同の避難所開設・体験訓練が、150人を超える住民の参加を得て行われました(写真①②)。

御成小学校区では毎年避難所開設等の訓練を実施していますが、今回の訓練では、
1. 巨大地震などの災害時にスムーズな避難所開設を目指す
2. 自主防災組織を中心とした避難所運営組織を立ち上げ、居住区域設定などを配慮する
3. 様々な立場の避難者を演じることで、避難所生活のスムーズな運営の手掛かりとする
の3つの目的が掲げられました。
参加者全員が、一般の避難者、帰宅困難者、観光客・外国人、ママと乳幼児、妊婦、障害のある方、要介護者、けが人の8つの役割のうちの1つを分担し避難所体験をして、気づきを共有化するという意図でした。

あくまで訓練のための区域割ですが、御成小学校の御協力を得て、「避難所開設居住区域」を設定し、参加者がそれぞれの区域を確認できたのはよかったです(写真③)。
私は「けが人」でしたが、けが人や障がいのある方の居住区域は、一般の避難者の居住区域とは離れ、外部への出入り口やトイレが近くにある位置でした(写真④)。
同小はバリアフリー化がされているので、建物内の車椅子の移動はスムーズでした。

今回の訓練により、避難所運営マニュアルづくりに向けて前進することを期待します。