2021 市議選政策 

支えられる側も支える側も―人を大切にするまちづくり
市民生活と地域経済にコロナ禍が大きな影を落としています。鎌倉市の財政もコロナ対策の支出増と市税の減収の二重苦を負っています。今日ほど税金の使い方が厳しく問われる時代はありません。

感染防止と生活支援・地域経済の下支えには、国からの交付金を利用することができますし、そのように国に働きかけて行くことも必要です。
問題は、いかに有効な支援策を組み立てられるかです。一律のバラマキ的な施策ではなく、必要とされているところに手厚く支援できるようにするべきですが、支援業務にあたる人の確保が十分でなければ無理な話です。

マイナンバーカードの普及で行政手続きを迅速化させるだけでは人々の暮らしを支えられません。支える担い手も大切にする社会にしていきたいと考えます。国家戦略特区スーパーシティに名乗りをあげ、規制緩和とデジタル技術で「共生社会を実現」するという鎌倉市に警鐘を鳴らし続けます。

命を守る、環境を守る
今後、津波災害警戒区域の指定で詳細な浸水想定が示されることを踏まえ、避難計画の見直しに向けたハード対策を前倒しで検討するよう促します
災害時の在宅避難者への支援の仕組み作り
CO² 排出削減を口実に脱原発を後退させる動きを許さず、再生可能エネルギーへの転換を促します
綱わたり・つじつま合わせでない ごみ処理施策への転換
鎌倉市携帯電話中継基地局条例を生かし、5G(第5世代移動通信ステム)のアンテナ基地局が住民周知・合意確認なしに設置されないようにします
地域の景観に着目して景観に配慮した土地利用計画になるように誘導する仕組みづくりを目指します

福祉・支え合い・子どもを守る まちづくり
介護・福祉の担い手の処遇改善と安心して働ける環境整備
生活困窮や社会的に孤立する人へのきめ細かな相談支援
住居の確保に困難を抱える人たちへの居住支援を促します
ひとりで悩む子育てにしない、多様な保育・子育て支援
教育のICT化は、外部コンテンツ頼みではなく、子どもの育ちを見つめ、無理なく適正な範囲で
GIGAIスクールの全校展開によるWi-Fi環境が子ども達に及ぼす影響について、健康調査を行うことを求めていきます

将来のまちづくりに向けて深い議論を
鎌倉市が指定をめざすスーパーシティは、規制緩和を特徴とする国家戦略特区です。個人情報の収集などで市民によるコントロールが効かなくなるまちづくりに反対します。
現庁舎は耐震性不足ですが、土地の制約により建替えでは面積が確保できず、それが移転の大きな理由でした。しかし、市はオンライン化でコンパクトな庁舎にすると言いだしており、それでも現在地で建替えられないとする根拠の説明を求めます。
市は、御成の本庁舎現在地には市民対応の窓口業務などの行政機能を残し、図書館やホールなどを集約化した施設を官民連携手法で整備するとしていますが、移転の是非を判断する上で、もっと具体な全体像を示すことを求めます。
市内のどこに住んでいても、オンライン手続きに必要なマイナンバーカードを持っていなくても、対面で行政サービスが受けられる行政拠点を今後も維持させます。