鎌倉 sgからは撤退が正解
前回、「16日開催の総務常任委員会で、鎌倉市の新規事業『かまくらタッチ Suicaで投票!』についての報告を受けます」と書きましたが、総務常任委員会は16日午前に開会した後、ほぼずっと休憩したまま17日夜に至りました。
鎌倉市が開設をめざしている自治体運営型通販サイトKamakura sg の構築と運営を業務委託されたF&Bホールディングスという企業連合が、はたして自治体の業務委託を受ける要件を備えた組織なのかどうか…ということが、9月議会以降ずっと問題になっています。総務常任委員会では閉会中にも協議会を持ってこの問題を追及してきました。協議会では、12月議会の常任委員会において、鎌倉市がF&Bと随意契約を結んだ9月時点でのF&Bの消費税について明らかにするよう求めましたが、回答を準備するための長い期間があったにもかかわらず回答がなされないため、議事がストップしたのです。
補正予算、次期基本計画といった他の重要な議案が後に控えており、委員会審査を早く再開させたいのですが、自治体運営型通販サイト事業を進めるのか、勇気を持って撤退するのか、判断を先延ばしするわけにはいきません。