北鎌倉 台峯を歩く会

参院選投開票日の7月21日、台峯を「歩く会」に参加しました。
「北鎌倉の景観を後世に伝える基金」の皆さんが毎月第3日曜日に催している「歩く会」は、6月6日に亡くなられた なだいなだ さん(「基金」創設時の理事長)の提唱で始まり、今回で177回を数えます。ハンゲショウ、ヤブミョウガ、コヒルガオなどの植物やアゲハチョウ、トンボ、スズメバチの巣などを観察しながらゆっくりと2時間半ほどかけて歩きました。毎月「歩く会」の前日の土曜日には「山の手入れ」(山道整備)が行なわれ、そのお蔭で草に足を取られたりすることなく歩けました。
なだいなださんが台峯歩きの折に眺めていらしたという湿地の水辺のハンノキは、初夏の夜蛍が周りを飛び交うとのこと。来年は、もう少しだけ早い時期の暮れ方に訪ねてきたいと思いました。

台峯緑地は、今年作成される実施設計をもとに整備工事が行なわれ、2017年4月を目途に一般公開される予定です。  そうした計画が遅滞なく行なわれるかどうか、その間も現状の自然が維持されるかどうか、また周辺緑地の乱開発が進まないか等々、目が離せません。