「戸別収集の段階的な全市実施」は見直し
1月27日、市議会全員協議会が開かれ、市長から「今後のごみ処理体制について」の説明がありました。(配付資料→今後のごみ処理体制について2016.1.27 )
戸別収集については、
・平成28年度予算には、戸別収集関連経費を計上しない
・平成28年度の戸別収集モデル地区の先行実施と平成29年度からの段階的な全市実施について見直しを行う
・戸別収集の実施については、今後収集費用の削減の検討や市民の理解を得る必要があると考える
とのことです。
家庭系ごみ収集の有料化と戸別収集をセットで行うというのが松尾市長の公約でした。 しかし、市民が望まない公約を何が何でも果たそうとすること、現状把握を踏まえて市民生活にとってより良い施策を行うこと、どちらが市長としての責任を果たす選択でしょうか。間違いなく後者です。
「実施すれば良さがわかる」と強弁して、市民アンケートで7割以上が「必要ない」と回答した戸別収集全市実施を敢行するのは、やはりおかしいことです。戸別収集全市実施見直しの方針は、妥当であったと受けとめています。