満席の鎌倉市ごみ有料化説明会

 1116日、市が鎌倉生涯学習センターのホールで開催したごみ有料化の説明会に参加しました。日曜日の夜だというのに定員286人のホールは文字通り満席、市民の関心の高さを実感しました。
 DVD上映とパワーポイントを使った説明はほぼ同内容で、有料化によるごみの出し方の変更点、製品プラスティックの分別について、そして家庭でできる分別・減量の取組みの紹介でした。ここまでで40分弱。

 その後会場からの質問が矢継ぎ早に続き、予定の20分を30分以上超過しても終わりませんでした。一部をあげると、
・有料化でどれくらいの減量効果が見込まれるのか。
・燃やすごみの量を3万㌧以下にすることはできるのか。
・クリーンステーションに指定袋を使わない不適切排出があった場合、近隣でステーションの管理をどこまでしなくてはならないのか。
・来年4月から名越クリーンセンター1カ所での焼却になるが、焼却量や運搬車両の台数は地元との協定どおりに行くのか。地元の範囲を狭く捉えていないか。

 減量化が予定どおり進まず、他市に焼却を委託するような事態になった時に、有料化の手数料をそれに当てることを私は絶対に認めない、と発言された方もありました。長期的に安定したごみ処理施策が講じられるのでなければ有料化は許されない、ということを言葉を変えておっしゃったのだと受けとめました。