鎌倉歴史文化交流館が開館します

5月12日、鎌倉歴史文化交流館の開館式と内覧会が行われました。扇ガ谷1丁目の閑静な住宅街に立地する同館は、世界的に著名な建築家ノーマン・フォスターの設計により元々は個人の邸宅として建てられ、整備にかかる経費と合わせて鎌倉市に寄贈されたものです。数年を要して、鎌倉の歴史的・文化的遺産に対する理解を深めるとともに、市民の交流を促進する施設として整備されました。

 

 

 

 

青木豊館長は、開館式で、
・市民のふるさととしての確認の場
・鎌倉を訪れる人に歴史と文化を紹介する拠点
・驚きと発見の提供の場
・鎌倉の歴史と文化を世界に発信する拠点 としたいと述べ、全国の地域博物館が経年で疲弊する中、元気を取り戻す旗振り役となる施設にしていきたい、と抱負を語っていました。

建物と環境は優れています。展示物の企画、更新やワークショップなどの開催により、人を惹きつける施設であり続けてほしいです。

別館・交流室

別館にある交流室は、歴史・文化を体験的に学ぶスペースとしてだけでなく、地域での交流の場、住民が利用できるスペースとしても活用が広がるようになればよいと思います。

明るく整備された交流館に至る通路