オリンピックの開催中止を求める意見書を提案、惜しくも少数否決

6月11日、市議会6月臨時会が開催されました。
海水浴場開設断念をめぐって
鎌倉市は、新型コロナウイルス感染症拡大防止をはかるため、昨年に引き続き海水浴場の開設を断念しました。
海水浴場が設置されなければ、「海水浴場のマナー向上に関する条例」にもとづいて砂浜での飲酒や音響機器の使用の禁止などの規制を行えません。

そのため、「公共の場所におけるマナーの向上に関する条例」を一部改正して、7月1日~8月31日の2か月間は、材木座・由比ヶ浜・腰越海岸においてそれらの規制ができるようにします。臨時会ではその改正条例議案が賛成多数で可決しました。

また、海の家の事業者から提出された「海水浴場開設中止に伴う関連事業者救済についての陳情」が、市民環境常任委員会に審査付託されました。
こちらは長時間にわたる質疑の末、継続審査となりました。

事業者組合の組合長の方の窮状を訴える陳述は、大変重い投げかけでした。

昨年夏に由比ガ浜海岸に立てられた看板

オリンピック開催中止を求める意見書議案を緊急提案
取り上げられる議題が限定される臨時議会でしたが、「やるなら今ここでやるしかない」と考えて、共同提案者・賛成者を募って議会議案(議員提案による議案)を提出しました。

「東京オリンピック・パラリンピックの開催ができないことをIOCに通告することを求める意見書」です。開催中止の決定権を有するIOCに対し、現下の状況での開催ができないことを一刻も早く通告することを政府に求める内容。

しかし、残念ながら25人中で賛成は11人(ネット、共産、かわせみ、アップデート、千議員)で少数否決という結果でした。
この状況でオリンピック・パラリンピックを開催すべきでないことは明らかですが、政府も東京都もJOCも、自ら中止を言い出して責任を負わないで済ませようとしています。
鎌倉市議会も過半数は思考停止状態でしょうか。

まさに同じ日、神奈川県は、オリンピック聖火リレーの公道走行およびライブサイトの実施を中止すると記者発表しました。