鎌倉市役所本庁舎整備についての発信~6年間のアーカイブ

12月7日から鎌倉市議会12月定例会が始まりました。2日めの8日に一般質問を行いましたが、その報告は後日に回します。
今議会には、「鎌倉市役所の位置を定める条例」議案が市長から提案され、16日(金)の建設常任委員会で審査された後、26日(月)の最終本会議で採決が行われます。
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鎌倉市役所本庁舎の整備については
2016年3月 本庁舎整備方針策定に向けた基礎調査の結果公表
2017年3月 「本庁舎整備方針」策定(本庁舎は「移転して整備する」方針)
2018年3月 「公的不動産利活用推進方針」策定(深沢地域整備事業用地を本庁舎の移転先とする方針)
2019年7月 「本庁舎等整備基本構想」策定
2022年9月 「新庁舎等整備基本計画」策定 ― と進められてきました。

これらの方針や計画等は、市議会の議決を経ることなく策定されてきたものです。
今回の「位置条例」は、市役所の深沢移転について市議会が議決を行うものとなります。地方自治法により、可決には出席議員の3分の2以上の賛成が必要とされています。

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この6年の間に本庁舎整備について取上げた記事の一覧を下記に掲げました。
新庁舎を深沢で整備することについては、かなり早い段階から「反対するものではない」ことを言明しています。
市の進め方や整備計画の内容に対しては、時に疑義を提示し、問題提起をまじえながら、あるべき方向性についてぶれずに論じてきたつもりです。

サイドメニューのカテゴリー欄の「本庁舎整備・深沢まちづくり」をクリックしていただいてもよいですが、目当ての記事をご覧になるには、カテゴリー欄上の囲みに何年何月の記事かを入力する方法もあります。
記事の本数が多いので、特に読んでいただきたい記事にを付けました。は、該当記事中で重要と思われることの抜き書きです。

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□2017年2月15日 鎌倉市役所は「移転」で整備

□2017年3月10日 鎌倉市本庁舎整備方針策定委員会の提言も「移転」

□2017年3月20日 鎌倉市本庁舎整備方針の決定の仕方(その1)

□2017年3月28日 鎌倉市本庁舎整備方針の決定の仕方(その2)

□2017年4月18日 鎌倉だからできる!市民が主役のまちづくり~市役所移転はもっと議論を!
現在地での建替えでなく、移転して新庁舎を建てるという本庁舎の整備方針に対し、市役所の組織だけで決めてしまうのではなく、もっと全市的な議論が必要だと述べています。

2017年10月10日 鎌倉市役所本庁舎整備(9月議会振り返り その1)
「本庁舎移転についての住民合意の形成は、移転した跡地を市民・住民にとって如何に役立つものにするのか、如何にまちの魅力の向上につなげるのかという議論と不可分」と述べています。

□2018年4月19日 市役所本庁舎の深沢移転~「方針」は決まったが…

□2018年6月6日 鎌倉市議会6月定例会~防災や本庁舎整備について質問します
 ※5月21日発行のミニレポ149号(本稿末尾に再掲)を紹介。同号には、「神奈川ネットは、現時点では、深沢移転の方針そのものに『待った』をかけるものではありません。 市役所が老朽化して手狭であることは 事実であり、現在地で建て替えるとなると、高さ規制や埋蔵文化財への配慮とさらなる耐震補強で現在の市役所よりも小さな建物しか建てられず、建替え時の仮庁舎の確保も困難であるからです。しかし、市役所の深沢移転に対する最終的な判断は『これから検討していくこと』の具体の中身にかかっています。問われるべき課題は沢山あります。(略)鎌倉市に対し、広く市民意見の聴取に努め、課題に丁寧に向き合っていくよう求めていきます。」と書いております。

2018年6月20日 本庁舎整備~鎌倉市は何を決め、何をこれから検討するのか
広報かまくら5月1日号の「本庁舎は深沢地域整備事業用地に移転します」の記事について、次のように述べています。――『広報かまくら』4月15日号には、「3月に策定した鎌倉市公的不動産利活用推進方針で、本庁舎の移転先を深沢地域整備事業用地に決定しました」と書かれている。「5月1日号でも同様の表現を繰り返すべきだった」という指摘もあるが、行政として市民に知ってもらいたいことを簡潔に示そうとしたのは間違っていない。これまでも知らせてきたが伝わらなかった。ハッキリ書くことで反発の声も出てきたが、それに向き合うことが大切。

□2018年8月9日 第1回 鎌倉市本庁舎整備委員会 傍聴記

□2018年9月13日 鎌倉市本庁舎整備委員会~委員の問題意識にも注目

2018年11月26日 鎌倉市議会総務常任委員会で住民投票条例の修正案が可決
今回の住民投票条例を巡り、議会は「条例案に賛成=深沢移転に反対、条例案に反対=深沢移転に賛成」という図式で見られていると思いますが、神奈川ネットは、条例案には賛成ですが、深沢移転に反対ということではありません。現在地での建替えは立地要件(津波浸水想定域か否かではない)により困難であると考えることから、深沢への移転という方針に基づいて本庁舎整備の検討を進めることは是としています――と立場を明確に述べています。市民自治・市民参加を進める立場から、市民の意見を問う住民投票には賛成しました。

□2018年11月26日 鎌倉市現本庁舎の津波浸水想定について

□2018年12月31日 12月議会振り返り(本庁舎整備について)

□2019年3月12日 鎌倉市議会2月定例会(中間振返り③)本庁舎整備のスケジュール変更

□2020年12月13日 深沢用地の浸水リスクについての専門家発言~12月議会振り返り①

□2021年1月18日 本庁舎整備~職務スペース半減への言及よりも真っ向から批判に答えるべき

2021年9月9日 本庁舎整備基本構想などについて質問
本庁舎の深沢移転に賛成なのか反対なのかと問われたら、「現状では、移転後に跡地となる御成の現在地に整備される施設次第だ」と答えます――と述べています。

2022年2月28日 鎌倉市役所の深沢移転は地方自治法4条に照らして違法なのか?!(その1)

2022年3月2日 鎌倉市役所の深沢移転は地方自治法4条に照らして違法なのか?!(その2)
深沢に新庁舎を整備することが地方自治法4条に反するものではないことを2回に分けて詳しく説明しています。

2022年6月24日 新庁舎整備の基本計画と市庁舎現在地利活用の基本構想の素案~説明会は低調ですが…
市役所の位置を定める条例について詳しく書いています

□2022年7月8日 新庁舎整備の基本計画と市庁舎現在地利活用の基本構想(6月議会振り返り)
6月議会の建設常任委員会で、「 鎌倉生涯学習センターの集会室の機能は(市庁舎現在地に整備する施設に)移さないのか」と質問したところ、明確な答弁がなかったことを報告しています。
これについては、その後、現在地利活用基本構想のパブコメ結果公表で「現在の鎌倉生涯学習センターの集会室等機能の市庁舎現在地への複合化についても検討していきます」という市の考えが示され、議会でも「集会室機能も移す」という答弁がありました。

2022年9月19日 新庁舎等整備基本計画と市役所の位置を定める条例(9月議会報告②)
基本計画のパブリックコメントを独自(≒独断)集計した結果を掲載

ミニレポ149 号 2018.5.21表面のサムネイル

2018年5月に発行した神奈川ネットワーク運動・鎌倉のミニレポ149号