委員会運営に違和感。監査の独立性をどう考えているのか?!

本日9月17日の総務常任委員会は、木曜日から始まる決算等審査特別委員会の準備があるため、自宅で中継を視聴しています。
午前中、陳情第27号 「議会選出監査委員の見直しを求める陳情」の審査が行われました。
「2017年6月公布の改正地方自治法で、議員選出監査委員を選任するか否かについて各自治体の判断で選択できるようになっている中で、鎌倉市の監査制度として、議会選出監査委員の枠を設け続けるのかどうかについての検討の必要性」と「本件陳情の理由の妥当性」については、別途整理して審査すべきでした。
陳情審査なのですから、陳情の理由の妥当性についての議論が必要だったと思います。

外部監査は監査委員監査とは違う
審査の中では、議選監査の選任をなくすことと外部監査制度の導入についての混同も見られました。外部監査は監査委員監査とは違った形で監査がなされるものです。
外部監査についての議員の認識不足については、つとに本ホームページに記事を載せていますので、ご覧ください。
外部監査の陳情「継続」の反響 | 保坂れい子 (kanagawanet.jp)

日程追加への違和感
陳情審査に続いて、「住民監査請求「新庁舎等基本設計等予算執行差止」について」という日程が追加され、総務常任委員会の委員および番外委員が、監査事務局長と代表監査委員に質問しました。

監査結果書記載事項について常任委員会で監査事務局長や代表監査委員の見解を問うことは監査の独立性の侵害に当たりませんか?!
日程追加自体に強い違和感を抱かざるを得ません。もっと言えば、こちらこそ監査への政治介入に他ならないのでは?!

監査結果に記載されたことを問題にするなら、まちづくり計画部に質すべきなのです。
代表監査委員に「どうしてこんなことを書いたんだ」、監査事務局に「この書き方は如何なものかと助言しなかったのか」などと聞くのは、監査の独立性の侵害であり、ホントにおかしい。
私が「おかしいこと」をおかしいと言うため、個人攻撃をされたりネットに対する誹謗中傷が流布をされたりしているらしいのですが、「おかしいこと」にはやはりおかしいと言います。それがネット的であり、オンブズマン的、ということです。